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倫理規定

インターネットをはじめ情報化社会が進展していくなかで、社会規範の変化、明文化が進みつつあります。組織のガバナンス(統治)、コンプライアンス(法令遵守)などの明確化と実行が求められています。そのひとつとして倫理に関しても組織としては重要な課題です。

同窓会の会員は3万4千名を超える人数となりました。世代も80歳代から18歳まで幅広い年代であり、また多くの職業や立場、境遇の会員がいて多くの考え方や意見を持っています。同窓会では同窓生の気風を大切にするために、規約等はできるだけ制定せずに各会員の意思を尊重してきました。

昨今の状況を鑑み倫理規定を定めます。なお、同窓会会則により本規定は細則に該当します。

日本大学鶴ヶ丘高等学校同窓会 倫理規定

2018年11月10日 役員会承認
2018年11月17日 総会承認
2018年11月17日 施行

本会会員は、同窓会会則第1条第3条の本会の目的を実現することを遵守します。目的を実現する事業の遂行、活動、行動にあたって自らの良心と良識に従う自律ある行動が,社会にとって不可欠であることを自覚し、社会からの信頼と尊敬を得るために、以下に定める倫理綱領を遵守することを誓います。

1.会員としての社会的責任
会員は、日本大学鶴ヶ丘高等学校の卒業生として関係者として、社会の信頼と負託の上に成り立つことを認識し、社会が真に必要とする行動の実践に努めるとともに、事業の遂行、活動、行動に対する責任を有します。また、事業の遂行、活動、行動においては常に公衆の安全、健康、福祉を最優先させます。

2.公正な活動
会員は、立案、計画、申請、実施、報告などの過程において、真実に基づき公正であることを重視し誠実に行動します。活動の記録保存や厳正な取扱いを徹底し、ねつ造、改ざん、盗用などの不正行為をなさず加担しません。また、事業の遂行、活動、行動に関して特定の権威・組織・利益によらない中立的・客観的な立場から討議し、責任をもって結論を導き実行します。

3.法令の遵守
会員は、事業の遂行に際して社会規範、法令および関係規則を遵守します。

4.規約の遵守
会員は、同窓会会則、細則、役員会での取り決めを遵守し事業の遂行、活動、行動上知りえた情報の機密保持の義務を負います。

5.情報の公開
会員は、関与する計画と事業が社会や母校、同窓生、関係団体、関係者に及ぼす影響を予測評価する努力を怠らず、公衆の安全、健康、福祉を損なう、または環境を破壊する可能性がある場合には、中立性、客観性を保ち自己の良心と信念に従って情報を公開します。

6.利益相反の回避
会員は、自らの行動において、母校や同窓会との利益相反を生むことを回避し利益相反がある場合には、説明責任と公明性を重視して同窓会に対し利益相反についての情報をすべて開示します。

7.公平性の確保
会員は、人権、多様性、異なる価値観を尊重し、本会と関係を持つ全ての人々に対し、いかなる場合においても敬意をもって接するものとします。また、国籍、人種、民族、性別、年齢、宗教、信条、社会的身分、性的指向、性同一性、障がいの有無等を理由とする、一切の差別やハラスメント(いやがらせ)を行わないものとします。

8.同窓会資産の保護と適切な利用
同窓会の資産は同窓会の目的かつ、適法な目的にのみ利用します。会員は同窓会の資産を保護しこれを有効に利用します。

9.対外発表
会員は、本会に関連して出版、講演及び取材対応等により、対外発表を行う場合には、本会が定めるガイドラインに従うものとします。

10.活動環境の整備
会員は、不正行為を防止する公正なる環境の整備・維持も重要な責務であることを自覚し、自らの活動環境を改善する取り組みに積極的に参加します。

11.本規程の改廃
本会は、適用ある法令に従い、本規程の改廃について開示を行うものとします。

以上