FOCUS 活躍する同窓生「黒澤真由美さん」2 ▲ 鶴高音楽科のレッスン風景です。先生は、カウンターテナーの第一人者 丹羽勝海先生です。日芸から教えにいらしてくださっていました。※鶴高の卒業アルバムの写真を撮影しました。 イタリアオペラを中心としたクラシック系音楽の歌手1981年卒業の黒澤真由美さん 鶴高音楽科の先輩たち 音楽科は、1学年1クラスで、その教室が横並びに同じフロアーに位置していたのと、音楽という共通するものがあったせいか、学年を超えての交流がありました。 今から思い返すと、凄い生徒、先輩たちがいました。2学年上には、ヴィオラ(弦楽器)の世界的なパイオニアであるウィリアム・プリムローズに師事していた先輩がいました。放課後、私が教室のピアノを弾いていると、ほんの1つの音を間違えただけでも、この先輩はすぐにやってきて「音が違う!」と言われました。物凄く耳が良いのと音楽に向き合う真剣さを知りました。また、クラシック音楽だけでなく、2学年上には後にシュガーで芸能界デビューしNHKの紅白歌合戦にも出場した笠松みき先輩がいました。 鶴高の大らかな校風と音楽が掛け合わさって生み出される個性的な先輩たち、郊外の中学からやってきた私にとっては、凄く新鮮に感じられ、たくさんの影響を受けました。文化祭では、トランペットなどの金管楽器の先輩たちが、音楽科の2階のバルコニーのような踊り場からスター・ウォーズのテーマを演奏する姿に15、6歳の私は「かっこいい!」と憧れました。また1学年上、2学年上には、東京藝術大学に現役で受かった先輩もいました。私もそれに憧れ、東京藝術大学を受験しましたが、残念ながら希望は叶いませんでした。 音楽科の授業風景( 編集部 ) 自己紹介 / 2025.10.7 公開 鶴高音楽科の先輩たち / 2025.10.14 公開 鶴高の音楽科の想い出 / 2025.10.21 公開予定 鶴高時代の想い出 / 2025.10.28 公開予定 鶴高卒業してから現在、そして今後 / 2025.11.4 公開予定