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Historia 鶴ヶ丘

創設70周年を超える鶴ヶ丘の歴史を、当時の写真や記述に基づきお伝えしていきます

Historia 鶴ヶ丘

鶴ヶ丘・三つの宝 「心鏡」

母校の1号館(道路に面した校舎)の端に大きな鏡があることを憶えていらっしゃいますでしょうか。
この鏡は「心鏡」と呼ばれています。故永田日本大学総長から贈られたものです。

川原校長がご案内いたします。

出口忠元校長著「私のこころのふるさと」からの引用です。

『あまり目につかないかもしれないが、生徒の出入り口の壁面にある-鏡、やはり総長から寄贈された心の鏡である。学校にきたら直ぐ自分の姿を写して見る。髪の毛はちゃんとしているか、服装は鶴校生としての正しい姿であるか、顔色は何時もの元気な顔色であるか、自己判断をするためのものある。贈られた総長は-あなた方の心の清らかさを-あなたの心の正しさを映して確認する鏡になれと期待して贈られたものであろう。』(原文まま)

全校舎の最も南に掲げられています。
風水では方角が重要であることは広く知られています。南は知性や美しさを象徴する方角で、芸術性、人気運などを司る人間の内面の魅力を表している方位だそうです。

かつて芸術課程もあり著名人も多く輩出している母校です。永きにわたり多くの同窓生を見守ってきてくれました。鶴ヶ丘祭などで母校を訪問した際にぜひ再会していただければと思います。